2012-7-07 Saturday

現時点でfeedburner.jpが無効状態になっているということは、もっと多くの人に知られた方がいいと思う

 FeedBurnerの利用者に提供されているfeedburner.jpというドメインが、現在、Suspendedになっているという問題は、結構よろしくないような気がするわりには、まったくと言っていいほど話題になっていないので、駄文にゅうすさんに取り上げていただき、他のニュースサイトなどに拡散してもらうことを狙って、うちで書きます。
(その後、こんなにあからさまで押しつけがましい要望を駄文にゅうすさんに聞いていただき、web-g.orgさんに援護射撃をいただきました。恐縮です)

 FeedBurnerというのは、サイト運営者が自分のブログのフィードを登録し、FeedBurnerにフィードを出力させて、それを訪問者に購読してもらうことで何人ぐらい読んでいるのかが管理画面から見られたりすると、まあそんな感じのサービスです。

通常

ブログのフィード→ダイレクトに購読者

FeedBurnerを使った場合

ブログのフィード(仮にフィードA)→FeedBurner(フィードAダッシュを出力)→購読者

 このサービスは、現在、Googleが運営していますが、前は日本版についてはGMOがやっていました。そのとき、FeedBurnerが出力したアドレスが“http://feeds.feedburner.jp/myfeedname”というものだったんです。サービスはその後、日本版も含めてGoogleに買収されたんですが、Googleは「http://feeds.feedburner.jp/myfeednameというアドレスはそのうち使えなくなるかもよ」みたいなことを言いつつ、去年までfeedburner.jpを更新してくれていたんです。

feeds.feedburner.jp/myfeedname のアドレスはいつ頃まで使える予定ですか?

現在のところ具体的な日程は決まっておりませんが、feedburner.jp のサービスが存在している間は利用できる予定です。

 でも、なんらかの理由で、今年、6月末日までに行う必要があった更新を行いませんでした(意図的なものなのか、ミスなのか、今のところわかりません。ミスであれば、この記事はあまり意味のないものになります)。よって、現在、feedburner.jpにはつながらなくなっています。

WHOISの情報(7月7日時点)

ブラウザでアクセスすると

 JPドメインは、Suspendedになったあと、20日間以内であれば、元の管理者が更新を行うことが出来ますが、それを過ぎると翌月の1日に誰でも取得出来る状態になります。つまり、Googleが7月20日(?)までに更新を行わなければ、feedburner.jpはほぼ間違いなく、Google以外の誰かに取得されるということになります。

 ところが、現時点でfeedburner.jpがそのような状態になっているということがほとんど知られてないため、いまだ、feedburner.jpのアドレスのフィードを多くの人が普通に使っています。たとえば、購読者数が多そうなところだと、

広告会議 : 広告×インターネット
http://blog.kokokukaigi.com/

コリス(alternateに残ってる)
http://coliss.com/

ホームページを作る人のネタ帳
http://e0166.blog89.fc2.com/

webOpixel
http://www.webopixel.net/

働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww
http://workingnews.blog117.fc2.com/

 といったところがそうです。
 これらのサイトの運営者さんに問題があるということではありません(私も含めて、こうなる前にアドレスを変えておくべきだったとは思います)。私がfeedburner.jpがこのような状態になっているとわかったのは、たまたま、うちのサイト内にある、PHPを使ってフィードを表示していたページを見たら、表示されていないことに気づいたからです。
 また、私はこのブログのフィードを確認のためにGoogleリーダーに登録していますが、feedburner.jpのフィードなのに、この記事も含めて7月1日以降の記事が普通に表示されているのです。現在の状況が話題になっていないのはこれが一番の原因だと思います。詳しくないので理由はよくわかりませんが、Googleリーダーのサーバが内部的にfeedburner.jpを持っているので、表示が可能といったことかもしれません。ただ、HTTP経由での取得にはやはり失敗しているように見えます(取得エラーにならないときもあり、いまいちよくわからず)。ちなみに、livedoor Readerでは7月以降の記事は読み込めません。

Googleリーダーの「フィードの設定」からたどれる「詳細と統計」の表示画面

 とにかく現状はそうなので、自分のサイトのフィードを見ていない人だけではなく、Googleリーダーにフィードを登録している運営者でも、普通、気づかないと思います。勿論、読者もです。

 第三者がfeedburner.jpをドロップキャッチした場合、彼または彼女または団体の目的がドメインパーキングしつつ転売を狙うというものなら、彼の手元にある時点ではクリティカルな問題は起こりませんが、悪意を持つ個人が取得するといろいろなことが起こりえます。まず考えられるのがスパム記事の配信。それと、フィッシングサイトへ誘導するための記事の配信。また、購読者が多いフィードを選び、オフ会をやりますという記事をピンポイントで流せば、たくさんの人を集めることが可能でしょう。そこに運営者に成りすました人間が出ていけば、みんなから崇められ、いろいろなことが出来ちゃうかもしれません。

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  • フィードを購読してくれている人のためのスペシャルサイトを作りました。Yahoo!のIDとパスワードでログイン出来るようにしてあります。
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feedburner.jpのフィード購読者からすると、お気に入りのサイトの運営者がこれらの記事を書いたように見える。

 サイトを乗っ取られた場合なら、本来の運営者はすぐに気づき、ツイッターなどで読者に伝えることが可能ですが、フィードを乗っ取られた場合、運営者は気づきにくいので、自分の知らないところで自分の名前を名乗る人に、好き勝手やられてしまう可能性があるわけです。気づいたとしても、feedburner.jpのフィード購読者に知らせる方法がありません。彼らは、基本的にサイトにも運営者のツイッターにもアクセスしないでしょうから。ある日突然、ネットで見ず知らずの女性に「○○というサイトの運営者と体の関係を持ち、お金を貸したけど返ってこない」と告発される可能性も絶対ないとは言えないでしょう。

第三者がfeedburner.jpを取得した場合の問題点

  • スパムサイトやフィッシングサイトへの誘導記事を配信される可能性がある
  • なりすましをされる可能性がある
  • フィードにはサイトデザインのように、サイトならではの特徴がないので、一見して別人のものだと見抜くことが難しい
  • フィードの購読者からすると、ドメインが失効して配信者が入れ替わったというのは想像しづらいので、多少いつもと違う記事でも、それを書いたのはお気に入りサイトの運営者であると信じやすい。そのため余計にフィッシングなどに引っかかりやすい
  • 第三者がfeedburner.jpを取得する前に購読者を新しいフィードに誘導出来ないと、フィード購読者が一気に減る
  • 第三者がfeedburner.jpを取得した後、サイト運営者がfeedburner.jpのフィード購読者に「フィードのアドレスが変わった」と通知するのが難しい

 もともとはfeedburner.jpだったけど、今はfeedburner.comである、または、FeedBurnerの機能を使って独自ドメインに変更したという場合でも、上記のようなことはあり得ます。どれでも同じフィードを購読出来るので、全員feedburner.com、あるいは独自ドメインのアドレスに変更してくださいという強い呼びかけを行っていなければ、feedburner.jpでの購読者は相当数残っているはずだからです。

 というわけで、Googleリーダーで読めるうちに、現在、feedburner.jpを使ってフィードを流している、あるいは以前、流していたサイトの運営者さんは、新しいフィードのアドレスを登録してもらうように呼びかけるといいのではないでしょうか。前者の運営者さんの場合、これまで通り、FeedBurnerで管理したいのであれば、フィードのアドレスのドメイン部分、feedburner.jpをfeedburner.comに置き換えたものを読者に通知すればいいと思います。

今まで読者に通知していたフィードのアドレス
http://feeds.feedburner.jp/myfeedname

jpをcomにしたアドレスを再通知すればOK
http://feeds.feedburner.com/myfeedname

 また、ブログをフィードで読んでいるというROMの人は、登録したものの中にfeedburner.jpのアドレスのフィードがないか確認してみてください。見つけたら、.jpを.comに換えるか、新しいフィードアドレスが発行されていないか、元のサイトに確認しに行ってみてください。

 上に挙げた5つのサイトだけで、Googleリーダーにおいての登録者数は5万近くです。feedburner.jpのドメインを持つフィードアドレスを登録している人の総数は相当なものでしょう。それなのに、配信側も受信側もほとんどの人が現在の状況に気づいていないのはよろしくないと思うし、もっと多くの人に知ってほしいとも思います。

 Googleは、ドメイン失効後、Googleリーダー上で強制的にfeedburner.jpをfeedburner.comに置換して、ユーザーにフィードを受信させるということも出来そうですが、Googleリーダー以外のフィードリーダーを使う人の解決方法にはなりません。

 なお、上の方にも書きましたが、Googleがドメインの更新を忘れているという可能性もあります。その場合は更新してくれればすんなり解決です。この記事は忘れてください。

posted by kudok @   | Permalink

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