2008-2-20 Wednesday

このデフォルメ表現を最初に考えた人って誰だろう

 ネットを見ていると、少し前まで見られなかったような絵のデフォルメ表現がいつの間にかみんな当たり前のように使われているという光景に出くわすことがある。そのたびに、最初に考えたのは誰なんだろうと思う。流行語はその発祥が大抵わかるが、ことデフォルメ表現となるとよくわからなくなる。いくつか原因があると思うが、言葉と違って絵のために形容の仕方が人によって違ってきてしまい、誰かが正しい情報を書いたとしてもその情報にうまく辿れないというのが大きいだろう。
 であるなるならば、とりあえずネットで実際にその絵を描いてみよう、そうすれば誰か詳しい人が教えてくれるかもしれない。というわけで、久しぶりにペイントを起動し、マウスを手に取った。もし、これから出てくる表現方法について、生みの親を知っている、いつ頃から広まったのかなんとなく知っているという人がいるならさりげなく連絡をいただきたいと思う。

 まずこの表現だ。

 相変わらず絵がアレで申し訳ないが、説明するとがっくりと落ち込んでいる人間、斜め右上の縦棒は暗闇をあらわしている。ここまでは昔からあったような気がするのだが、私が知りたいのはこの表現に“ぜんまい状のうずまき”を足した人である。人間の周りに三つほどあるのがそうだ。このぜんまい状のうずまきがなにを表しているのか正直言ってまったくわからない。だが、このうずまきによって、なんだかわからない私にも描かれているキャラクターの落ち込みがより深く伝わってくるのだ。なぜ、ぜんまい状のうずまきを足すと、この形から思い浮かぶネガティブなものなんてないのに落ち込みが強調されるのか。本当に不思議で仕方がない。専門家に本気で分析してほしい。編み出した人は天才だと思う。

 そして、今、私がもっともその生みの親を知りたい表現が以下である。

 笑顔を描くにあたって、目をぐしゃぐしゃっとした斜めの線で表現するという手法だ。たまに「アハハハハ」という吹き出しがついていたりする。あまりにも気分がよく、ふわふわしているようなシーンとか、あまりにもショックな出来事があり、もう現実逃避して空想の世界で笑うしかないというようなシーンでよく使われている。現在はそんなには見ないような気もするが、一時期、この表現をあらゆる媒体で見た。なにか特定の名前がついているんじゃないかと思うぐらい広まっていた。
 おそらく、この笑みは“いい笑顔”であり、私の数少ない漫画知識から引っ張ってくると、古くは『ドラえもん』においてのドラえもんとのび太の笑顔(目が半円ではなく、斜めの線になっている)、あるいは相原コージの『コージ苑』での“実存くん”などの流れを組んでいて、いい笑顔自体を笑いにつなげるという手法だと考えられる。
 笑っているためにくしゃっとなった目を、ぐしゃぐしゃと線を往復させるという大胆な方法でデフォルメし、表情で笑いを取るというのはすごい。簡単なのにインパクトがある、だから多くの人に使われているのだろう。だが、誰が始めた表現方法なのかはっきりしていない。

 まだまだ他にも痺れた表現方法があるのだが、私の技量の問題でとりあえず生みの親を知りたい表現第一位と第二位だけを描かせてもらい、キーボードを叩くのをやめたいと思う。

posted by kudok @   | Permalink

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