いつの間にか春になっていました。うちの近くの桜並木はまだまだと言った感じですが、もうしばらくすれば綺麗な花びらの雨を見られることでしょう。自分の場合、桜は花を咲かせている姿ではなく、花を散らせている姿に限ります。
さて、去年の年末、愛鼬の旅立ちを見送った後、私は社会勉強を始め、現在に至っております。この社会勉強は一年ほどで終了すると思いますが、勉強していて思うのは、人間って同じ立ち位置にずっといるのはあんまりいいことじゃないんだなということですね。
現状の自分を少しずつ食い潰して先へ進んでいこうという生き方を選択しかけたこともありましたが、それはもっとたくさん経験を積んでできることであって、自分ぐらいの年齢であれば、まだまだ自分を成長させていく努力を惜しんではいけないようです。世界一周の旅に出るぞと気勢を上げても、手持ちの食料が缶詰10個じゃ無理だよねって話しです。
今後、いろいろと紆余曲折はあるかと思いますが、一年か一年半ぐらい後、まったく新しい読み物をどこかで皆さんにお見せできればいいなと思います。
勉強は勉強で置いといて、サイトの方もなんとかしなければなりません。とりあえず四月初旬にもう一度戻ってきます。
サイトから相当距離を置いたここ数カ月ですが、社会勉強を通じて改めて思ったのは、なにかをやめる(たとえばサイト)ことが次のステップへ進むということでは必ずしもないなということです。
今やっていることをやめたら次へ進めると勝手に思っていたのですが、次へ進むというのはそんなに甘いことではないようです。せいぜい次へ進んだ気になれるというところが正解のようです。
すべてを終わらせれば次への展望が開けるなどというおめでたい妄想はその辺に捨てて、一つ一つ取り組もうかなと。そうやって進んでいく“線”の向こう側に“次”があるのでしょう。なにかをやった、で、点を描き、またなにかをやったでもう一つ点を描き、その間を跳んでいこうとすると、次へ行く前に行き詰まるか落ちるかしてしまいそうです。
とにもかくにも今年もよろしくお願いします。
今年の春は暖かそうですね。