第3回目の法則 初デートの別れ際、相手の女が突如敬語で喋りだしたら、脈なし


シチュエーション

 インターネット上の「彼女募集」サイトで彼女(23歳・OL)と知り合った男(29歳・会社員)。二人は幾度かのメール交換と電話を踏まえ、会う約束を果たす。そして初デート、二人は東京ディズニーランドへ行き、帰りの電車の中、いい雰囲気で別れ際を迎えるが……。


「いやー、スペースマウンテン面白かったよねー」

「うん、あとシンデレラ城とか、よかったよね」

「俺、ディズニーランド初めてだったからさー」

「へー、そうなんだぁ。あたしはもう……10回近く来てるかなぁ」

-ここでしばし沈黙-


「……鈴木さん(相手の子の名前)って、結構元気な感じの子だよね」

「え……そうかなぁ? ……あたし結構暗いよ」

「いや、そんなことないって。なんかすごいはしゃいでたし」

「ははは、あたし、ディズニーランド好きだから」

「そっかぁ……ふーん」

-またまた沈黙-


「……あ、鈴木さん、次の駅で降りるんだよね?」

「うん、そうだよ」

-電車が鈴木さんが降りる駅に到着-


「それじゃ」

「……はい、今日は付き合ってもらってどうもありがとうございました」←突如敬語

「あ……いや、こっちこそ、ありがとうございました」←つられて敬語になる

「明日仕事なんですよね? 頑張って下さい」

「あ、うん」

「今日はどうもでした。それじゃ、さようなら」←またね、というような言葉はない

「あ、じゃあまた連絡する!」←手を振るが

「……」←女は無言で頭を下げた

 そして電車は駅を離れていった……

 前回に続いて敬語ネタなのであるが、やはり人と人との精神的な距離を測るのに言葉というのは重要だ。女友達への久しぶりの電話も、「あれー、どうしたのー?」なんて言われているうちはまだいいが、「なんですか?」と言われ始めたら、もうおしまいだ。
 今回の例のパターンで行くと、彼がこの後、電話で「あのー、次いつ会えるかなぁ?」などと電話しても、ZEROの法則第一回目パターンのように、「ちょっと忙しいんですけど」とかわされ続けるだろう。
 こういう場合は、しつこく会う約束を取り付けようとしないで、しばらくはメール交換を続けるのがいいと思われる(勿論、相手が返事を返してくれれば、であるが)。

目次へ

▲このページの先頭へ戻る