ネット話系エッセイ-3 女性ホームページの掲示板で

1998年1月23日執筆


 深夜にネットサーフィンをしていると、それなりの数、女性が作ったページも見ることになるのだが、日記と顔写真ぐらいしかないのに10万ヒットいってるものから、ものすごく丁寧に作り込んでいるにもかかわらず、作者の露出が少ないせいなのか5千ぐらいしかアクセスがないページもある。
 私の場合、どのようなページであっても、自己紹介見て、日記見て、小説とか書いてあったら軽く流し読みして、素材集があったらそれも見て、最終的には掲示板を読むことにしているのだが、そうすると必ず、

はじめまして!!

投稿者:けろっこデメタン投稿日:01月10日(土)13時49分09秒

れいなさん、初めまして\(^o^)/ Yahooから来ました!!
凄く綺麗で素敵なページですね(*^-^*) れいなさんのお顔
も拝見しましたが、実に美しい!!(^^;ゞ いきなり口説きモード(^^;

小説とかも書かれるんですね! 尊敬しちゃいます(*^-^*)
僕はそういうの全然才能ないんですよー。時間がある時に
ゆっくりと読ませていただきますね(^o^)

それじゃまた、ちょくちょく遊びに来まーす!

 って感じの書き込みが散乱しているのが見受けられる。
 こういう書き込みを見て毎回思うのだが、「時間がある時にゆっくりと読ませていただきます」って、その後、時間が出来た時に、本当に読んでいるんだろうか?
 こういう書き込みをした人が、日を改めて小説の感想とかを掲示板に書き込んでいるのを見たことがない。ほとんどの場合、身の回りの出来事か世間話を、多彩なフェイスマークとともに延々と書いているだけだ。
 そして同様の書き込み(ネットサーフィンしていてたまたま来た。まだほとんど見てないけど素敵なページに見える。また来ます)を男のページの掲示板で見たことも、ただの一度もない。よって、このような書き込みは女のページ特有のものであると言える。
 そこで私は考えてみた。
「なぜ彼らは、この女性ページの掲示板にこのようなメッセージを書き込んだのか?」

 まず、掲示板の書き込みが多い、人気のある女性ページには特徴が幾つかあるので、それらを順番に挙げていってみよう。

  1. 自分の容姿によほど自信があるらしく、トップページに何枚もの写真を堂々と貼っている
  2. 特定の彼氏がいることを明言していない
  3. エヴァンゲリオンには触れていない

 とまあ、こんな感じであろうか。特定のページがこうだというのではなく、アクセス数が多い女性ページは大体こうなのだ。ホームページを作っていない一般の女性から見ると、こういう女性はどう見えるのか、男の私からは怖くてとても想像出来ないが、とにかく大したもんだということは言える。

 インターネットという、一つの世界の有名人(しかも女性で美人)とお友達になって、あわよくば付き合いたい。その第一歩がこの書き込みになるかもしれない。ライバルはたくさんいる。早く書いて、この気持ちをぶつけたい。顔がある程度可愛ければホームページの内容自体は別にどうでもいいので、話題をある程度振れるぐらいに軽く見とけば充分だ。
 そう思った男たちが、上に書いたような女性のページに、「素敵だ」とか「綺麗だ」とか、そういう取ってつけたような誉め言葉を武器に、とりあえず掲示板へ書き込みを計っているのではないだろうか。
 とは言え、その行為自体、男なら誰も否定出来ない。石野真子の歌ではないが、男はそういうものなのだから。

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