先日、さっか道に関して、「他人の過去を公開するのは本人特定にもつながり、よくないのでは?」というご意見をいただきました。メールでお返事いたしましたが、大変よい機会なので、この場でも「さっか道はどこまでが真実で、どこまでが虚構なのか」ということについてお話しさせていただきたいと思います。
神奈川と東京を結んでいる電車に、東海道線と横須賀線というものがあります。東京駅を起点とした場合、東海道線は、
東京
新橋
品川
川崎
横浜
戸塚
大船
横須賀線は、
東京
新橋
品川
西大井
新川崎
横浜
保土ヶ谷
東戸塚
戸塚
大船
という経路で大船という駅まで走ります。両方とも始点と終点(実際の始点と終点は違いますが)は同じで、停車する駅も似通っているけど、走っている線路、見える景色、そして乗客が違います。実際に僕が経験したことと、さっか道で書かれている僕の経験したことは、この“東海道線と横須賀線”の関係に大変よく似ています。
具体的に違う場所を走っているのはどこら辺なのかと言えば、彩実ちゃん登場以降です。現実には存在していない人が複数出ています。誰が実在の人物で誰が架空の人物かと言ってしまえば、それこそ個人特定につながるので話しません。
人物像での違いを挙げると、現在でも僕と付き合いのある人間はわりとそのままで、今はもう付き合いがない人間は出来るだけ実際の姿とは離れた姿で描写をしています。作中の人物の姿をAとしたら、実際の人物はAダッシュではなくB、あるいはCということです。
大雑把にまとめると、パーセンテージで表すなら85%は実際にあった出来事、しかし、15%は虚構です。その15%は、今は付き合いのない人間に迷惑がかからないようにするために使っていると考えて下さい。
